KANPAI2020

2020 年最初の仕込みは、8 月 23 日に沢山の方々にご協力頂き、除梗破砕を機械では無く、皆さんの手で行いました。

丁寧にブドウを潰して貰うことで、ワインは一層美味しくなります。圧搾は11 日後の 9 月 2 日、30 日間のシュールリー(貯蔵中おり引きをしない製法)後の 10 月 2 日におり引きをし、ブドウ果汁を添加して良く攪拌し、即日瓶詰めを行いました。

3 か月以上の瓶内二次発酵期間を取り、2020 年産ワイン最初のリリースとなりました。
これまで同様、この仕込に関しても、ぶどう以外の物質を一切使用せず、無濾過・無清澄にて仕上げています。MLF 発酵は未確認ですが、瓶内で終了している可能性が高いものと推測しています。

2020 年産ワインは何と言っても最高品質のブドウに尽きるだろうと思います。平均糖度が 25 度を超えた小公子は、誰が醸しても最高のワインに仕上がります。良いワインは良いブドウから出来ることを改めて実感しました。
このワインは熟成期間を取らずに飲めるよう、発泡性に仕上げていますが、冷やしても常温でも楽しめます。
どの様なテイスティングコメントも陳腐になってしまいますので、多くを語りません。最高のワインです。

KANPAI2020 田舎式発泡性ワイン

原材料名 ぶどう(埼玉県比企郡小川町産)
品 種  小公子100%
製造者  武蔵ワイナリー株式会社
     埼玉県比企郡小川町高谷104-1
酵 母  天然酵母
アルコール分 13%

内容量
フルボトル 750ml
価 格   -----円

 
ハーフボトル 375ml
価 格   -----円

販売は終了いたしました

現時点で、すでに飲み頃、更に年々熟成感を増すだろうと思います。このワインの実力はまだまだ先にありますが、今楽しみましょう。
料理との相性は、肉系の中華料理などこってりとしたものや、ジビエ料理などとの相性は抜群です。
恐らく相性の悪いものを見つける方が難しいと思われます。旨味を十分に感じるワインですので、
料理を美味しくしてしまいます。
KANPAI2020 は、フルボトル 696 本、ハーフボトル 676 本と希少です。

武蔵ワイナリー株式会社 代表取締役・醸造責任者 福島有造

ワインの保存方法について

このワインは、亜硫酸塩等の酸化防止剤を無添加で造っており、酸化防止剤を添加したワインと比較して、温度変化や振動に弱いことが予想されます。

小川 小公子2013が初リリースのワインになりますが、保存状態が良ければまだまだ熟成していることを確認しています。

一方で、家庭用冷蔵庫の野菜室で、毎日頻繁に開け閉めを繰り返していたところ、残念ながら劣化してしまった例もございます。

購入後の長期保存につきましては、十分にご留意の上、お客様の自己責任の上でお願い致します。購入後の保存による劣化は、責任を負いかねますので、ご了承下さい。

適切な保管場所をお持ちでないお客様は、なるべく早めに飲まれることをお勧め致します。

なお、ワインに適した温度は、13度前後で、なるべく振動を与えることの無い環境が良いといわれています。