杉樽は及ばざるが如し2018

その昔、日本でのワイン製造は日本酒と同様、杉桶を使用していたと思われます。

杉桶は日本酒においても使用されることが皆無となり、関連産業は瀕死の状態です。

日本の林業や伝統産業の復活の一助になればとの思いを込め、少量ながらこの杉樽ワインを発売致します。

除梗破砕の後、約10日ほど醸してから圧搾、発酵の終息を確認してから2回おり引き。

ステンレスタンクにて貯蔵中にマロラクティック発酵を確認、マロラクティック発酵進行中に杉樽で2週間~5週間ほど貯蔵後瓶詰めしました。

小川小公子自体料理の邪魔をしないワインですが、より一層和食に合うワインになっています。

ベースのワインはまだまだ熟成するワインですが、杉樽の香りによる効果ですでに飲み頃のワインに仕上がっています。

口に入れた瞬間から杉の香りが広がり、余韻まで長く杉が続きます。日本らしい日本ワインだと思います。

杉樽は及ばざるが如し2018

原材料名 ぶどう(埼玉県比企郡小川町産)
品 種 小公子100%
製造者 武蔵ワイナリー株式会社
    埼玉県比企郡小川町高谷104-1
酵 母 天然酵母
内容量 750ml
アルコール分 11%

販売は終了いたしました。

杉が香るナチュラルワイン、業界でもかなり珍しいワインかと思います。
超希少!瓶詰め本数248本!

武蔵ワイナリー株式会社 代表取締役・醸造責任者 福島有造

ワインの保存方法について

このワインは、亜硫酸塩等の酸化防止剤を無添加で造っており、酸化防止剤を添加したワインと比較して、温度変化や振動に弱いことが予想されます。

小川 小公子2013が初リリースのワインになりますが、保存状態が良ければまだまだ熟成していることを確認しています。

一方で、家庭用冷蔵庫の野菜室で、毎日頻繁に開け閉めを繰り返していたところ、残念ながら劣化してしまった例もございます。

購入後の長期保存につきましては、十分にご留意の上、お客様の自己責任の上でお願い致します。購入後の保存による劣化は、責任を負いかねますので、ご了承下さい。

適切な保管場所をお持ちでないお客様は、なるべく早めに飲まれることをお勧め致します。

なお、ワインに適した温度は、13度前後で、なるべく振動を与えることの無い環境が良いといわれています。