小川ヤマ・ソービニオンBlanc de Noirs 2019 Oak

小川ヤマ・ソービニオン
Blanc de Noirs 2019 Oak

原材料名 ぶどう(埼玉県比企郡小川町産)
品 種 ヤマ・ソービニオン 100%
製造者 武蔵ワイナリー株式会社
    埼玉県比企郡小川町高谷104-1
酵 母 天然酵母
内容量 750ml
アルコール分 11%

販売は終了致しました。

このワインは、フルボトル 350 本といつも以上に希少となっています。

2019 年のヤマ・ソービニオンは一部ブドウトリバという害虫に悩まされ、何度も何度も駆除する区画がありました。
ブドウの質は概ね良好で、約 1,500 ㎏の収獲が有り、ボルドー液も使用しない完全無農薬での栽培が確立されています。この品種は今後も栽培面積を拡大していく方針です。
赤ワイン品種で造る白ワインですので、除梗破砕せず、房のままプレスし、果皮の色があまり出ない程度の圧力に留めました。7℃前後で 114 日間発酵させ、おり引き。一部 Jugum2019 となりました。

このワインはその後、ステンレスタンクで 4 か月熟成した後、フレンチオーク新樽に 225L を移し 12 か月熟成、ステンレスタンク 16 か月熟成の約 50L と合わせて瓶詰めしました。
すでに良い感じに仕上がっていますが、5 年くらい寝かせたらもっと深みが出るのでは無いかと期待しています。白ワインは、一般的に冷やして飲むイメージですが、このワインは赤ワイン同様に大き目のグラスで、20℃前後の常温でお試し頂きたく思います。温度高めで飲むことで、ワインの深みが感じられます。
低温だとあっさりとした印象で、このワインの良さが出ず、ややもったいない感じがします。
これまで同様、この仕込に関しても、ぶどう以外の物質を一切使用せず、無濾過・無清澄にて仕上げています。

ワインの印象としては、このワインと同じ仕込で発泡性の Jugum2019 はりんごのニュアンスが全面に出ていましたが、かりんや洋ナシの印象に加え、オレンジやみかんの柑橘系の酸を感じられます。また、温度高めではちみつの様な深みのある印象を受けるかもしれません。
このワインは、肉なら赤身よりも白身系、揚げ物は相性良さそうです。具体的には、クリームチーズの様なフレッシュなチーズ、ローストチキンや唐揚げなど、鯛や鯖など焼き魚全般、各種天ぷら、和食全般相性がよさそうですが、刺身など生ものでも違和感なく受け止めてくれそうです。生ものの場合は、温度低めが良いかもしれません。

武蔵ワイナリー株式会社 代表取締役・醸造責任者 福島有造

ワインの保存方法について

このワインは、亜硫酸塩等の酸化防止剤を無添加で造っており、酸化防止剤を添加したワインと比較して、温度変化や振動に弱いことが予想されます。

小川 小公子2013が初リリースのワインになりますが、保存状態が良ければまだまだ熟成していることを確認しています。

一方で、家庭用冷蔵庫の野菜室で、毎日頻繁に開け閉めを繰り返していたところ、残念ながら劣化してしまった例もございます。

購入後の長期保存につきましては、十分にご留意の上、お客様の自己責任の上でお願い致します。購入後の保存による劣化は、責任を負いかねますので、ご了承下さい。

適切な保管場所をお持ちでないお客様は、なるべく早めに飲まれることをお勧め致します。

なお、ワインに適した温度は、13度前後で、なるべく振動を与えることの無い環境が良いといわれています。