Kiwi 2022
フルボトル 750ml

¥3,300 (税込)

※こちらのアイテムはリリース本数が147本と希少なため、ご購入は
お一人様1本までとさせていただきます。

在庫切れ

説明

小川町の隣町、寄居町の四ツ山ファーム(栗原義男さん)のキウイを使った果実酒造りは 2 回目となり、前回のものである程度の支持を得られた感も有り、また改善点も頭に思い描かれていたことから、再チャレンジをしました。

やはり、キウイ自体が農薬や肥料を使わずに栽培されている素晴らしい原料であることが最も大きく、チャレンジしたくなる素材と言えます。そして、Kiwi2022は、新しい分野の果実酒になったと、自信を持っておすすめ致します。

仕込みに関して、今回はキウイジュースを圧搾にて絞りだすことから始めました。
言わば白ワインを造る様な感じです。

13°C前後の室温で 51 日間かけて発酵させ、発酵が収束してからおり引き、おり引き後に 3 リットルのキウイ果汁を添加し、即瓶詰め。およそ 5 ケ月の瓶内 2 次発酵期間を経て今回の発売に至りました。
(実は、瓶内二次発酵分の果汁を取っておくのを忘れ、別の品種の Kiwiをかき集めてもらい、5 kgほど追加で購入させて頂きました。それで、レインボーレッド 97%です。)

これまでのワイン同様、この仕込に関しても、主役のキウイ以外一切使用せず、無濾過・無清澄にて仕上げています。

印象は、レモンの様な強酸系の柑橘類をやや感じますが、絶妙な発泡がそれをプラスにしています。

パイナップルやパパイア、バナナといった南国系フルーツの印象を受け、余韻は長く粘性があることもキウイならではの特徴です。これまで味わったことのない新感覚飲料だと思います。

このキウイの果実酒は、当社小公子ワインの 2 倍程度の酸度がありますが、今回のKiwi2022 はその酸度を感じさせないバランスになっています。発泡性と粘性、最後にふわっと湧き上がる甘味により、本当に幸せな気分になります。

この Kiwi2022 は脂っこいもの、とんかつなど揚げ物全般、中華料理、一方生ガキなどの生ものとの相性も良さそうです。

実は、他の武蔵ワイナリーのワイン同様、この Kiwi2022 も旨味が強く、合わない料理が見当たりません。開栓直後の透明感あるものから、終盤はにごりと伴に旨味が増す味わいの変化もお楽しみ頂きたいです。

今回はキウイ 185 kgに対し、フルボトル 147 本という製造量になってしまいました。いきなり圧搾する手法が搾汁率低下の要因ですが、改善の余地はあります。無農薬キウイ生産者様への敬意を示す為にも、今回はサービス価格を止め再生産可能な価格にさせて頂きました。

この価格が受け入れられるのであれば、Kiwi2023 もまた製造可能となり、生産者様にも妥当なお支払いが出来ます。

そして、製造量が多くなれば、さらに旨い Kiwi をお届けできることをお約束します。

武蔵ワイナリー株式会社 代表取締役・醸造責任者 福島有造