ブドウ棚修復(雨除けアーチパイプ交換)資金調達の為の特別なワインを販売開始します

武蔵ワイナリーは、ボルドー液も使用しない完全農薬不使用栽培を実践していますが、それを可能にしているのが雨除け付きのブドウ棚になります。


これにより、ブドウを雨から守り、枝を摘芯せずにぐんぐん伸ばすスペースを確保し、肥料を使用する必要のない、いわゆる自然栽培を実現しています。

2011年からブドウ栽培を開始し、3年目の2013年には250キロのブドウを収穫し、2014年は1トンのブドウを収穫したいと意気込んでいました。

しかし、結果は170キロと惨敗に終わり、ブドウを安定的に収穫するには雨除けの設置が欠かせないという結論に至り、現行の雨除けとほぼ変わらない形の雨除けを独自開発、2015年のブドウ栽培では1.4トンを達成し、農薬肥料不使用でのブドウ栽培に活路を見出すことが出来ました。

ただ、現行の雨除け設備と決定的に違うのは、アーチパイプに塩ビ管を使用してしまったことにあります。

塩ビ管を使用したのは作業性とコストが鉄パイプよりも良かったからですが、後々に被覆のポリエチレンシートとの相性が悪い事が判明しました。

さらにここ数年は地球温暖化による酷暑が追い打ちをかけ、照りつける熱で塩ビ管との接触部分の劣化でシートが早ければ1年以内に裂けてしまい、中には収穫前に裂けてしまう事すらある深刻な事態となっています。

そこで塩ビ管ではなく鉄パイプを使用することでポリエチレンシートを3年ほど使用出来る為、収穫前に裂ける心配どころか、ごみを1/3に減らすことすら出来ることから、一昨年からアーチパイプの交換に着手。

一昨年、昨年とアーチパイプ交換資金調達のためのクラウドファウンディングによるご支援を募り、たくさんの方からの応援をいただきました。

しかしコロナ禍以降想像を超える資材費の高騰が続き、まだまだ資金が足りない状況が続いています。



今回3回目が最後のお願いとして、ブドウ棚修復(雨除けアーチパイプ交換)資金調達の為の特別なワインをご用意しました。

このワインはご支援いただける思いに直接、皆様へ還元したいという思いから、クラファン会社を通さず資金調達用のワインを期間限定の低価格で独自販売致します。

小川小公子2021Oak がそのワインですが、通常であれば6,050円(税込)で販売をする予定でしたが、ラベル等もあえて簡素化し4,400円(税込)で2025年2月1日~2月28日まで期間限定販売します。


販売本数は250本です。

(お一人様6本まで)

さらに

ただいまの時期、ワイナリーではこうじを造っていますが美味いこうじの味わいをもっと皆さまに知っていただきたく、ワイン1本に対してワイナリーの味噌をお付けするキャンペーンも行います。

安定的なぶどう栽培のため、ぜひ応援していただけないでしょうか。

ワインのご購入はこちらから
https://musashiwinery.shop/items/679d5a72ff119b19b7fb8dc1

どうか、ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。