タケダワイナリー
GRAPE REPUBLIC
土地ごとの気候、地勢、土壌のみならず、そこに暮らす人や、人々が育んできた文化をも含めたテロワールという概念。GRAPEREPABULIC/グレープリパブリックとは、それらを第一に考えたナチュラルワイン造りを行うワイナリーです。畑と醸造施設を構えるのは、北に丘陵、南に沃野が広がる山形県南陽市。1日を通して寒暖差が大きく湿度の低い気候と、水はけのよい地質を持つ、ブドウ作りに適した土地でありながら、昨今はあちこちに耕作放棄地が目立つようになってきています。ここを拠点に質の高いブドウとナチュラルワインを生み出すことで、新規就農者や新たなワイナリーを集め、増え続ける耕作放棄地を再生させたい。そして、ゆくゆくは南陽市の名産品とのコラボレーションやアグリツーリズムなども展開し、街全体で“GRAPEREPUBLIC=ブドウ共和国”といえるような一大ワイン産地を形成したい。それが私たちの想いです。(HPより転載)
Fattoria AL FIORE
Cfa バックヤードワイナリー
東京ワイナリー
奥野田葡萄酒醸造
くらむぼんワイン
ヒトミワイナリー
武蔵ワイナリー
2011年よりブドウ栽培を始め、2013年には250kgのブドウを収穫。無農薬・自然発酵の初ワイン「小川小公子2013」ができました。
小川町には「小川町有機農業生産グループ」があり、所属する40件以上もの有機農家が当たり前のように農薬や化学肥料を使わずに農作物を栽培しています。JAS有機でも使用が認められているボルドー液すら使わない完全無農薬でのブドウ栽培に成功したのは、小公子という偉大な品種にめぐり会った事に加え、私も同グループの一員であることが成功の大きな要因です。周りにたくさんの有機農家がいて、農薬を使わないことが当たり前の環境だからこそ、ブドウを完全無農薬で栽培できると信じることが出来、そして成功したのでしょう。また、その完全無農薬で栽培されたブドウは、私の出来る限り何も加えずに醸したいという希望に見事に応えてくれました。酸化防止剤である亜硫酸塩に関しては、それを使用せずに醸せる良好な状態であった為、全く使用しませんでした。培養酵母の添加もせず天然酵母で醸し、おり引き剤の添加もせず、その他添加物を全く加えずに醸すことが出来ました。
ブドウの収穫量は年々増加し、2017年には5.5tになりました。また昨年はワイン特区の認定を受け、ワイナリー開設に向け着々と歩みを進めています。2018年は念願のワイナリーの着工・完成など期待が膨らむ一年となります。